品質の誤認を生じる商標ってどんな商標ですか?

商標のはたらきの一つに、品質保証機能があります。 ここでいう品質の保証とは、同じ商標を付した商品や役務であれば、通常同じ品質であるという期待を需要者に抱かせることをいいます。 こうして、商標は品質保証機能を有するので、需要者の利益を保護することも、商標制度の目的の一つとされます。

そこで、その商品が有する品質又は役務が有する質として、需要者が誤認する可能性がある場合には、その商標は登録を受けることはできません。

例えば、被服に係る商品に使用する商標が、「イギリス」の文字を含むものでも、指定商品が「イギリス製の洋服」である場合、品質の誤認は生じません。 ところが、商標が、「イギリス」の文字を含むもので、指定商品が単に「洋服」である場合、品質の誤認を生じる可能性があります。 単に「洋服」には、「イギリス製」以外の洋服も包含されますので、需要者は、それらについても、「イギリス製」のものと誤認する可能性があるわけです。

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